イオンチャネル型グルタミン酸受容体の一つで,内因性リガンドのグルタミン酸で活性化し,陽イオンを細胞内へ透過して神経活動を高める.一次求心性神経の持続的あるいは反復的な刺激が脊髄後角に入力した際に起こる,脊髄後角神経の反応性増強現象〔中枢性感作(central sensitization)〕に関与することが知られている.(実験医学2020年2月号より)
グリア細胞による痛覚の調節機構実験医学2020年2月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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